クロスジャム LAB

170cmの私がダンクを実現させるための軌跡を記していきます。

現状を活かすということ【怪我】

いくら気を付けていても、どうしようもない状況におちいってしまう事は、残念ながらありますよね。
そんな時にどう過ごすかで人生を謳歌できるか否かを選ぶことができるのではないかと思います。


私は一度捻挫をし、1か月強全く運動しないことがありました。

そこで当時焦ったのはやはり筋肉が衰えてしまうということでした。

しかしすぐマインドチェンジしました。トレーニングをずっと続けていたので休むいいきっかけになったと考えました。

 

レーニングには運動と同じくらい休息が大事です。
休むこともトレーニングです。これはガチです。


さらに「マッスルメモリーというものがあり
しばらく休んでも、休む前のピークにはすぐ戻ります。

例えば1年かけてできた筋肉も、休んだ後そのレベルまで戻るのには1年もかからないと言うことです。

化学的にも証明されているようです。

 

-怪我明け-
感覚的に、1か月空いてしまったことで逆に良いトレーニングができたと感じました。


バスケも何故か良い感覚でプレーすることができました。


考えられる理由としては、
・めったにないしっかりとした休息をとれたこと。
イメージトレーニンをしていたこと。

 

特にイメージトレーニングは相当に優れたものらしいのです。

あるイメージトレーニングの効果に関する実験を紹介します。

 

まずはA,B,Cの3つの群に分けてバスケのフリースローを10本打ちました。
その後一週間か一カ月か(詳しく覚えていません。すいません。。。)
期間を空けてもう一度10本打ちます。

 

この期間中に
グループA:何もしない
グループB:一日20分間 実際に練習
グループC:一日20分間 できるだけリアルにフリースロー成功のイメトレ
をさせました。

 

その結果グループごとの成長率に変化が現れます。
グループA:0%
グループB:24%
グループC:23%
      上昇

 

実際練習しているB群とイメトレC群での成長率の結果に大差はなかったそうです。

 

怪我をして何もできないときにこれを見ましたが、正直信じられなかったです。
それでもできることと言えばイメトレくらいしかないので、最近はまっている「Damian Lillard(ダミアン・リラード)」の、あの力みのないリラックスしたシュートフォームを自分のフォームに当てはめてイメージしていました。

 

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ダミアン・リラード

そして怪我が明けて久しぶりのバスケ。
もちろん今まで通りではないにしろ、思っていた以上にスムーズにシュートが打てます。
むしろ今までより力みがないシュートになりました。

 

ゴール下のイカン系のシュートに関してはなぜか前より上達したレベルです。(笑)

 


それほどイメージトレーニングは良いもので、実感もありました。

とはいえちょっとでも集中力が切れるとそれはひどい有様なプレーが出てきてしまいます。
練習していなかったので当たり前です。

 


怪我をしてしまったり、現在置かれているコロナ自粛の影響などでいつも通りの練習ができなくて不安になることもあると思います。

それでもイメトレなど、やれることはいくらでもあります。


逆に普段行えない刺激を与えることができる、とマインドチェンジできるかどうかが成長スピードを変えてくれます。

 

今ある状態、状況を悲観せずうまく活かしていきたいですね。