身体能力の向上には、もちろんすべて重要ではありますが、
その中でも盲点である「大腰筋」というものが非常に重要な筋肉としてあります。
私自身もあいまいな知識ではありますが、知っていることを共有したいと思います。
まず大腰筋とは何かというと前太ももと骨盤や体幹まで等をつなぐインナーマッスルのことで、腸腰筋や腸骨筋などの総称を指します。
大腰筋は太ももを上げる動きが主に認知されている働きですが、私の認識では体のバネの効果などもあると思います。
この大腰筋は黒人と日本人で太さに大きな差があるようです。
なんと黒人の大腰筋は日本人の大腰筋の3倍もの太さだそうです。
これを知って納得したことがメチャクチャありました。
黒人は尻が上がっていて良い姿勢のイメージはないでしょうか。大腰筋は骨盤を引っ張るので骨盤が前傾気味になります。
そのため大腰筋の太い黒人は姿勢が良いイメージや、それが高い身体能力に繋がっているのではないかと思ったのです。
もちろん、太けりゃいいのかと言われれば違いますが。。
これに気づいて、どうにか大腰筋を鍛えようと思い色々調べました。
そんな中で普段からの意識を変えてみました。
歩くときに大腰筋を意識するために「足の生えている位置を変える」ということをしました。
どういうことかというと股関節ではなく、へそ辺りから歩くのです。
そして歩くときは地面を蹴らずに「大腰筋で足を前に運ぶ」ことを意識しました。
ここでもう一度イメージしてすり合わせていただきたいです。
NBA選手や黒人などってふくらはぎ細くないですか?
足が長いからそう見えるだけかもしれませんが、こういう記事をみました。
彼らは体幹部周辺から末端(手足の先等)にかけて細くなっていることが身体能力が高い一つの要因であると。
そして戻りますが、大腰筋を意識した歩き方をしてしばらくたった時に、ふくらはぎが細くなったように感じました。
それこそNBA選手のような細いけど筋肉もあるような感じです。
様々なトレーニングを同時に行っていたのでこれのおかげかは分からないですが
、身体能力はその時期に向上を感じました。
もはや大腰筋は、脚の筋肉などのように直接能力に繋がるものではないですが一番大事な部分ではないかと考えているほどです。
やっぱり黒人と日本人では遺伝から違うのかと思わないでください。
まず、大腰筋を鍛えるなどして再矯正することは大いに可能です。
そして遺伝は多少はあるかもしれませんが、もっと身近なところから理由があったのです。
日本人でも最初は尻の上がったいい姿勢で生まれます。
赤ちゃんを思い浮かべて下さい。
そうなんです。同じような姿勢をしているのです。
じゃあなぜ姿勢が悪くなってしまうのか。
それは学校の文化があまり良くないのではないかと思っています。
学校にある椅子。あれ座りずらくないですか?
身体が自然に座ることを邪魔してそうです。
また、上履きなどの文化も良くなさそうです。
ぺったんこの全員同じ上履き文化と違い、海外の子供は足に合ったスニーカーを履いています。
英才教育というわけでは全くないのですが、たまたまこういうことでも差ができているのではないかと思います。
もう一度言いますが鍛えるなどして再矯正することは大いに可能です。
余談になりました。
完全に個人的見解なのでスルーしていただいて構いません。
大腰筋は目に見えない筋肉なので重要度はわからないですし、トレーナーなども指導しにくく着目されずらいです。
だからこそ伸びる部分であると信じています。
そしてある漫画を読み、この知識に更に自信を持つことが出来ました。
「フットボールネーション」という漫画です。
この漫画の一部で、センスがあると言われるような良いプレイヤーは、下半身がすっきりしていたりフォトジェニックな選手である。というようなことが言われています。
自分の記事でも何度か書いている、パッと見のカッコよさが能力に繋がるということが、別の人間の意見として取り入れることができました。
私の信念として一つの意見を鵜呑みにせず、いろんな意見を取り入れたいという思いがあります。
なので友人に勧められた漫画を娯楽として読んだら思わぬところで自分と同じような考えを発見できたので自信につながりました。ラッキー
大腰筋が大事といわれても難しいと思いますが、意識し続けていくとなんとなくわかるようになると思います。
大腰筋を感じる人生を送れることを祈っています。